情報知識学会

日本学術会議の情報関係の3研究連絡委員会を中心に、データ・情報・知識・文献などを対象とする体系的な情報学、情報知識学の振興の必要性が強く認識され、1988年に情報知識学会が設立された。 情報知識学の振興を目的とする本学会は、データ、情報、知識、資料、文献、文書等に関する諸問題、たとえば次のようなテーマに関する会員の研究、発表、意見交換などを支援することをめざす。 基礎理論; 情報や知識の本質、構造、蓄積、分類、検索、モデル、組織化、情報倫理などに関する研究 処理; 資料、文書の収集・整理・利用、データ・情報・知識の加工・変換・分析・評価・管理・保存などに関する研究 表現; 言語・記号、ターミノロジー、オントロジー、メディアなどに関する研究 流通; 標準化、規格、情報関連の権利・法律・制度・政策(例:知的財産権)、情報へのアクセス、情報リテラシー、情報教育などに関する研究 応用; 情報、資料、文書の管理、データベース、知識ベース、インターネット環境下での情報受発信、ビジネスモデル、電子図書館、電子出版、各分野での情報応用(例:生物医学情報、社会経済情報)などに関する研究